かやの木会

「私たちの保育所をつくる会」のこと  ~「かやの木会」の前身~

かやの木保育園は今から20年前、「安心して子育てしたい」という子育て中の親の願いから出発しました。
みんなでつくる、みんなの保育所づくりをめざして「私たちの保育所をつくる会」という市民の会を作り、アンケート調査結果をもとに流山市や千葉県、厚生労働省へも保育所新設のお願いを重ねました。当時の流山市は、20年間1か所も新しい保育園がつくられたことがありませんでした。
「社会福祉法人を立ち上げ、土地を自分たちで準備するなら認めてもいい」という回答を流山市から得るまでには、4年近くかかりました。市民が集まった会が保育所用地を探すなど、土地の当ても資金も無く、途方もない難題と思われましたが、幸い多方面の地域の方々のご協力を得て、大畔のこの地に用地を購入、園舎も無事に建設され、2001年4月に「みんなでつくり、みんなで育てる」かやの木保育園が誕生しました。

かやの木会 総会の様子
保育園は子ども達が毎日長時間生活する場所です。
子ども達が安全に安心して生活できる環境であることが最も大切です。国の最低基準をクリアするのは勿論、職員も健康に働き続けられるより良い施設をつくることに努めました。
国・県・市からの建設費補助だけでは賄えない建設費を、市民の会から出発した社会福祉法人が準備するのは容易なことではありません。そこへ足りない建設費分を無利子で融資してくださる方が現れ、かやの木保育園のしっかりとした、ゆとりある施設が建設できたのでした。

「かやの木会」のこと

かやの木保育園が開園するのと同時に「私たちの保育所をつくる会」は発展的に解消し、かやの木保育園を支える「かやの木会」が新たに発足しました。大勢の地域の方々、保護者、職員と300名程の会員さんが会の活動を支えてくださっています。

2001年当時は保育所運営費を融資の返済等に充てられない決まりがあったため、建設資金の融資者様に対する返済は別の方法で資金集めをすることが必要でした。そこで、「かやの木会」が園を支える様々な取り組みを行いながら、現在も融資者様への返済を行うこととなり、現在も続いています。

「かやの木会」の取り組み あれこれ

毎年恒例 親子で楽しむ かやの木フェスタ
人形劇 鑑賞会
手作りおもちゃ 講習会
健康まつりへの出店
おいしい屋 かやの木
かやの木会 手作りおもちゃ
親子で楽しむ年間行事には、毎年大勢の参加者が集います。
手作り品の販売売上は、融資者様への返済に充てています。

「かやの木会」の会則より(抜粋)

かやの木保育園の理念にもとづく園の諸活動を応援するとともに、地域の保育要求を掘り起し、その実現に努めることを目的とします。
事業
  1. 保育内容と施設・設備充実のための資金づくり
  2. 保育・子育てにかかわる学習・文化活動
  3. 地域の保育要求の掘り起しとその実現へのとりくみ
  4. 会員の拡大と親睦に関すること
  5. その他この会の目的達成に必要なこと
構成
会の目的に賛同する個人および団体で構成します。

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